男子HPVワクチン予防接種
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、男性にも女性にも感染がみられます
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、女性の子宮頸がんの原因であり、男性においても、性感染症や中咽頭がん、肛門がんなどを引き起こします。主に性交渉によって感染すると言われています。感染しても必ずがんや感染症になるわけではなく、自然に消滅することが多いですが、一部の人でがんや性感染症を引き起こすといわれており、自分や大切なパートナーを守るために、感染する前にワクチンを接種する方法があります。
HPVワクチンは、以下の対象の女子に関しては予防接種法で定める定期接種となっていますが、男子に関しては定期接種となっておらず、任意で接種をするには高額な費用がかかります。
そのため、熊野市では、HPVに感染した男性との性交渉による女性への感染、および子宮頸がんの発症を防ぐとともに、男性への性感染症等を防止し、接種を希望される保護者の経済的負担を軽減するため、下記のとおり男子の任意接種費用の一部助成を行います。
対象者
12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間(小学校6年生~高校1年生相当年齢)の男子
*標準的な接種期間は、13歳となる日の属する年度の初日から当該年度の末日までの間
(中学校1年生)です。
対象ワクチン
- 4価HPVワクチン(ガーダシル)、9価HPVワクチン(シルガード9)
- ※原則、同じワクチンで接種してください。
| 種類 | 接種回数 | 標準的な接種間隔 |
|---|---|---|
| ガーダシル (4価ワクチン) |
3回 |
1回目 2回目:1回目の接種から2か月後 3回目:1回目の接種から6か月後 |
| シルガード9 (9価ワクチン) |
2回又は3回 ※1回目を接種する年齢で回数が異なります |
【1回目を15歳になるまでに受ける場合】 1回目 2回目:1回目の接種から6か月後 【1回目を15歳になってから受ける場合】 1回目 2回目:1回目の接種から2か月後 3回目:1回目の接種から6か月後 |
補助額
接種費用の1/2の額とし、ワクチンの種類のよって以下の額と回数を上限とします。
- 4価ワクチン
- 1回につき、上限8,500円(3回まで)
- 9価ワクチン
- 1回につき、上限15,000円(3回まで)
接種費用の助成を受けるには
- 1 健康・長寿課へ接種前に申請
- 接種を希望する方は接種券交付申請書(代理受領委任払)を健康・長寿課窓口に提出してください。
- 2 健康・長寿課から接種券を発行
- 申請から1週間程度でお送りします
- 3 実施医療機関へ保護者から予約
- 接種券がお手元に届いた後で、必ず希望する日の一週間前までに予約してください。(ワクチンの準備や人数調整などの都合があります。)
- 4 接種
- 接種券・マイナ保険証等・母子健康手帳を持参してください(予診票は、医療機関が準備したものをお使いください)。
- 5 医療機関窓口で接種費用の支払い
- 医療機関窓口での自己負担額は、医療機関が設定した接種費用から市の補助額を除いた額となります。
ワクチンの主な副反応
1.HPVワクチンと関連性があると考えられる主な副反応は、以下のとおりです。
頻度50%以上:疼痛
頻度10~50%未満:
(4価)紅斑、腫脹
(9価)腫脹、紅斑、頭痛
頻度1~10%未満:
(4価)頭痛、部位のかゆみ、発熱
(9価)不動性めまい、悪心、下痢、部位のかゆみ、発熱、疲労、内出血など
頻度1%未満:
(4価)下痢、腹痛、四肢通、筋骨格硬直、硬結、出血、不快感、倦怠感など
(9価)嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、出血、血種、倦怠感、硬結など
頻度不明:
(4価)失神、嘔吐、関節痛、筋肉痛、疲労など
(9価) 感覚鈍麻、失神、四肢痛など
2.ごくまれに、以下のような重篤な副反応が起こる場合があります。その際は、医師に申し出てください。
約96万接種に1回:アナフィラキシー反応(呼吸困難、じんましんなど)
約430万接種に1回:ギラン・バレー症候群 (手や足に力が入りにくい、しびれ)
約430万接種に1回:急性散在性脳脊髄炎(ADEM) (頭痛、嘔吐、意識の低下などを症状とする脳の神経の病気
約860万接種に1回:複合性局所疼痛症候群 (ORPD) (外傷をきっかけとして慢性の痛みを生ずる原因不明の病気
3.HPVワクチンを適正に接種したにも関わらず、健康被害が発生した場合は、その内容、程度に応じて、「医薬品副反応被害救済制度」により、治療費等の給付金が受けられる場合があります。
- お問い合わせ
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健康・長寿課/保健予防係
〒519-4324 三重県熊野市井戸町1150
電話番号:0597-89-3113